統合失調症における薬物療法は多様化・複雑化している。抗精神病薬の単剤療法で効果が得られない場合、薬剤の切り替え、増強療法、あるいは併用療法などで対処するが、多剤大量療法を招く場合もある。多剤大量療法は、治療効果を増強するというエビデンスは少なく、むしろ副作用のリスクを上昇させることが指摘されている。多剤大量療法の解消には、処方の単純化・減量のスキルを習得し、副作用の顕在化などによるアドヒアランス不良の向上を目指した支援が鍵となる。本ワークショップでは、精神科薬物療法における処方の単純化・減量方法の SCAP 法や、SCAP 法にそぐわない事例を交えながら、実臨床に応用できる単純化・減量方法のスキルの習得を目指す。なお、本ワークショップは本学会設立当初から、これまで計 7 回実施している。